“荒木又右衛門”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あらきまたえもん80.0%
あらきまたゑもん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
映画の世界にもいつかはまたそうした人が出るであろうという気長い希望をいだいてそうしてそれまでは与えられたる「荒木又右衛門あらきまたえもん」を
映画雑感(Ⅰ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
この人は、荒木又右衛門あらきまたえもん一門の血統で、流石さすがに血筋は争えない。剣を取っては、番部屋第一の名があったもので、年齢は四十五、六、はらも相当に据わった、まず、御書院番士中では錚々そうそうたる人材だ。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
和漢の武芸に興味を持つたり、テニスや野球をやつたりする所は豪傑肌がうけつはだのやうなれども、荒木又右衛門あらきまたゑもんや何かのやうに精悍せいかん一点張りの野蛮人にはあらず。
田端人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)