まめ)” の例文
新字:
往還りまめにし蹈めば、薄衣まとへどぬくゝ、粟も稗も餓ゑばうまけむ、あきつなす數なきものに、自らも思ひてあれば、世をうけく思はずあらめと、人の身を吾はいたみぬ、見るたびことに。
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)