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両側
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もろがは
ふりがな文庫
“
両側
(
もろがは
)” の例文
旧字:
兩側
両側
(
もろがは
)
の立枯並木、
下
(
しも
)
見れば
一側
(
ひとかは
)
並木
(
なみき
)
、時をりにとまる鴉もその枝の霜にすぼまり、渡り鳥ちらばる鳥もその空に
薄煙
(
うすけぶり
)
立つ。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
両側
(
もろがは
)
の立枯並木
下
(
しも
)
見れば
一側
(
ひとかは
)
並木、時をりにとまる鴉もその枝の霜にすぼまり、渡り鳥ちらばる鳥もその空に
薄煙
(
うすけぶり
)
立つ。
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
霜ふかき野川の
堰
(
ゐぜき
)
、今朝もまた氷張りけり。その川の
両側
(
もろがは
)
つづき、隙間なく枯木つづけり。あなあはれ立枯並木。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
霜ふかき野川の
堰
(
ゐぜき
)
今朝もまた氷張りけり。その川の
両側
(
もろがは
)
つづき、隙間なく枯木つづけり。あはれあはれ
立枯並木
(
たちがれなみき
)
。
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
土堤
(
どて
)
の枯草、
凍
(
こご
)
りつき白くきびしく、
両側
(
もろがは
)
の
立枯並木
(
たちがれなみき
)
、いよいよに白くさびしく、雪空の薄墨色にこまごまと
梢明
(
こずゑあか
)
り、
下空
(
したぞら
)
の
小枝
(
さえ
)
のほそ枝立ちつづき、見れども飽かず、入り交り網目して透く。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
枯すすき、
土堤
(
どて
)
の枯草、凍りつき白くきびしく、
両側
(
もろがは
)
の
立枯並木
(
たちがれなみき
)
いよいよに白くさびしく、雪空の薄墨色にこまごまと
梢明
(
こずゑあか
)
り、
下空
(
したぞら
)
の
小枝
(
さえ
)
のほそ枝立ちつづき見れども飽かず、入り交り網目して透く。
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
日はのこる
両側
(
もろがは
)
の
梢
(
こずゑ
)
にあかく
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
列
(
つら
)
長
(
なが
)
う
両側
(
もろがは
)
に
顫
(
ふる
)
へわななき
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
両
常用漢字
小3
部首:⼀
6画
側
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
“両側”で始まる語句
両側面
両側桟敷
両側下顎脱臼