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もろがは
ふりがな文庫
“もろがは”の漢字の書き方と例文
語句
割合
両側
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両側
(逆引き)
霜ふかき野川の
堰
(
ゐぜき
)
今朝もまた氷張りけり。その川の
両側
(
もろがは
)
つづき、隙間なく枯木つづけり。あはれあはれ
立枯並木
(
たちがれなみき
)
。
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
土堤
(
どて
)
の枯草、
凍
(
こご
)
りつき白くきびしく、
両側
(
もろがは
)
の
立枯並木
(
たちがれなみき
)
、いよいよに白くさびしく、雪空の薄墨色にこまごまと
梢明
(
こずゑあか
)
り、
下空
(
したぞら
)
の
小枝
(
さえ
)
のほそ枝立ちつづき、見れども飽かず、入り交り網目して透く。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
枯すすき、
土堤
(
どて
)
の枯草、凍りつき白くきびしく、
両側
(
もろがは
)
の
立枯並木
(
たちがれなみき
)
いよいよに白くさびしく、雪空の薄墨色にこまごまと
梢明
(
こずゑあか
)
り、
下空
(
したぞら
)
の
小枝
(
さえ
)
のほそ枝立ちつづき見れども飽かず、入り交り網目して透く。
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
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