“りやうわき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
両脇33.3%
両傍22.2%
兩脇22.2%
両側11.1%
兩傍11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして二人は、その両脇(りやうわき)に坐りました。蓉子(ようこ)さんは、いつものお母様の場所に、ごはんのお櫃(ひつ)を置いて坐り、その側へ耕一君が並びました。
母の日 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
熟(じつ)と視詰(みつ)めて、茫乎(ぼんやり)すると、並(なら)べた寐床(ねどこ)の、家内(かない)の枕(まくら)の両傍(りやうわき)へ、する/\と草(くさ)が生(は)へて、短(みじか)いのが見(み)る/\伸(の)びると、蔽(おほ)ひかゝつて、萱(かや)とも薄(すゝき)とも蘆(あし)とも分(わか)らず……其(そ)の中(なか)へ掻巻(かいまき)がスーと消(き)える
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
始め若年寄(わかどしより)三奉行並に立合の役人席に着(つか)るゝや大岡殿中央に進(すゝ)まれ大目附兩脇(りやうわき)に附て立合るゝ時大岡殿には榊原家家來伊藤半右衞門と呼(よば)れ其方の吟味(ぎんみ)にて傳吉は罪に伏したる由然樣なるかとありければ伊藤(いとう)半(はん)右衞門愼(つゝし)んで彼段々と吟味(ぎんみ)仕つり候處其罪明白(めいはく)に伏し候段相違(さうゐ)御座なく然るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
口は蟇(がま)の様に開けた儘、ピクリピクリと顔一体が痙攣(ひきつ)けて両側(りやうわき)で不恰好に汗を握つた拳がブルブル顫へて居る。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
小屋(こや)の中(うち)には單(たゞ)こればかりでなく、兩傍(りやうわき)に堆(うづたか)く偉大(ゐだい)な材木(ざいもく)を積(つ)んであるが、其(そ)の嵩(かさ)は與吉(よきち)の丈(たけ)より高(たか)いので、纔(わづか)に鋸屑(おがくづ)の降積(ふりつも)つた上(うへ)に、小(ちひ)さな身體(からだ)一(ひと)ツ入(い)れるより他(ほか)に餘地(よち)はない。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)