両側りやうわき)” の例文
旧字:兩側
口はがまの様に開けた儘、ピクリピクリと顔一体が痙攣ひきつけて両側りやうわきで不恰好に汗を握つた拳がブルブル顫へて居る。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)