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両脇
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りやうわき
ふりがな文庫
“
両脇
(
りやうわき
)” の例文
旧字:
兩脇
夜の更けかゝつた風が、泣きたい思ひの私の
両脇
(
りやうわき
)
を吹いて通つた。私は外套の
袖
(
そで
)
を
掻
(
か
)
き合せ乍ら、これからどうしようかと思つて
佇
(
たゝず
)
んだ。
良友悪友
(新字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
そして二人は、その
両脇
(
りやうわき
)
に坐りました。
蓉子
(
ようこ
)
さんは、いつものお母様の場所に、ごはんのお
櫃
(
ひつ
)
を置いて坐り、その側へ耕一君が並びました。
母の日
(新字旧仮名)
/
槙本楠郎
(著)
黒坊主黒坊主と言つて私を
嘲弄
(
てうろう
)
したことを、それから私が黒坊主と言ひそやされる反動で、奇妙な病気から鼻の
両脇
(
りやうわき
)
に六つの小鼻が
鈴生
(
すずなり
)
に累結してゐる子供を鼻六ツ々々々と言つて泣かせ
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
“両脇”の意味
《名詞》
両側の脇。
両方の腋下。
(出典:Wiktionary)
両
常用漢字
小3
部首:⼀
6画
脇
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
“両脇”で始まる語句
両脇侍