“美酒佳肴”の読み方と例文
読み方割合
びしゅかこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども一日の旅行を終りて草臥れ直しの晩酌に美酒佳肴びしゅかこう山の如く、あるいは赤襟赤裾あかえりあかすその人さえも交りてもてなされるのは満更まんざら悪い事もあるまい。
徒歩旅行を読む (新字新仮名) / 正岡子規(著)
しかし、その夜の、佐々成政の前には、美酒佳肴びしゅかこうの善美が運ばれ、あまり酒のいけない家康自身も、杯をかさねて
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
客があれば、かならず贈り品が一緒に入り、奥に通れば、かならず美酒佳肴びしゅかこうが主客のあいだに出る。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)