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因循
ふりがな文庫
“因循”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いんじゅん
72.7%
いんじゆん
18.2%
ぐづ
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんじゅん
(逆引き)
佐幕、勤王、
因循
(
いんじゅん
)
三派のどれにでも共鳴しながら同じ宿に泊る。馳走をするような調子で
酒肴
(
さけさかな
)
を取寄せる上に油断すると女まで呼ぶ。
斬られたさに
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
因循(いんじゅん)の例文をもっと
(16作品)
見る
いんじゆん
(逆引き)
また
因循
(
いんじゆん
)
の質にてテキパキ物事の
捗
(
はかど
)
らぬ所があるが、生来忍耐力に富み、辛抱強く、一端かうと思ひ込んだことはどこまでもやり通し、大器晩成するものなり……
六白金星
(新字旧仮名)
/
織田作之助
(著)
因循(いんじゆん)の例文をもっと
(4作品)
見る
ぐづ
(逆引き)
生家
(
うち
)
はその村でも五本の指に數へられる田地持で、父作松と母お安の間の一粒種、甘やかされて育つた故か、體も
脾弱
(
ひよわ
)
く、氣も
因循
(
ぐづ
)
で學校に入つても、勵むでもなく、
怠
(
なまけ
)
るでもなく
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
因循(ぐづ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“因循”の意味
《名詞》
因循(いんじゅん)
古い因習にとらわれ、改めないこと。また、そのようなさま。
ぐずぐずしていること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
因
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
循
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
“因循”の類義語
躊躇
“因循”で始まる語句
因循姑息
因循吏
因循的
検索の候補
因循姑息
因循吏
因循的
萎靡因循
“因循”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
尾崎紅葉
与謝野寛
三上於菟吉
福沢諭吉
小山清
夏目漱石
石川啄木
谷崎潤一郎
幸田露伴