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酒盛
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さかもり
ふりがな文庫
“
酒盛
(
さかもり
)” の例文
させおのれら
我意
(
がい
)
に
任
(
まか
)
せて
退出後
(
たいしゆつご
)
にゆる/\
休足
(
きうそく
)
し
酒盛
(
さかもり
)
などして夜に入て
評定
(
ひやうぢやう
)
し又もなかれて
歸
(
かへ
)
すなとよく/\
舜帝
(
しゆんてい
)
の御心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「ヘイ・レインやあのあたりの野原には、今はもう彼等の跡かたもありません。夏、秋、冬の月夜にも、今はもう
妖精
(
フェリア
)
たちの
酒盛
(
さかもり
)
はないと思ひます。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
近寄ってみると、五人の
老爺
(
ろうや
)
が、むしろをひいて
酒盛
(
さかもり
)
をしていた。狐火は、沼の岸の柳の枝にぶらさげた三個の燈籠であった。運動会の日の丸の燈籠である。
懶惰の歌留多
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
ここで二人は水入らずの
酒盛
(
さかもり
)
をはじめる。主膳の機嫌は全く直って、調子よく竜之助に酌をしてやりながら
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その後まもなく、その
播磨
(
はりま
)
の国へ、
山部連小楯
(
やまべのむらじおだて
)
という人が
国造
(
くにのみやつこ
)
になって行きました。するとその地方の
志自牟
(
しじむ
)
という者が
新築
(
しんちく
)
したおうちでお
酒盛
(
さかもり
)
をしました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
▼ もっと見る
可悲
(
かなし
)
い、
可恐
(
おそろし
)
い、
滅亡
(
めつばう
)
の
運命
(
うんめい
)
が、
人
(
ひと
)
たちの
身
(
み
)
に、
暴風雨
(
あらし
)
と
成
(
な
)
つて、
天地
(
てんち
)
とともに
崩掛
(
くづれかゝ
)
らうとする
前
(
まへ
)
の
夜
(
よる
)
、……
風
(
かぜ
)
はよし、
凪
(
なぎ
)
はよし……
船出
(
ふなで
)
の
祝
(
いは
)
ひに
酒盛
(
さかもり
)
したあと、
船中
(
せんちう
)
殘
(
のこ
)
らず
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
十六人の女たちは、すぐに彼を取りまいて、こう云う山の中にも似合わない、陽気な
酒盛
(
さかもり
)
を開き始めた。彼は始は
唖
(
おし
)
のように、ただ
勧
(
すす
)
められる盃を一息にぐいぐい飲み干していた。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
やがて、たいをかしらに、かつおだの、ふぐだの、えびだの、たこだの、大小いろいろのおさかなが、めずらしいごちそうを山とはこんできて、にぎやかなお
酒盛
(
さかもり
)
がはじまりました。
浦島太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
しかし、
睦
(
むつま
)
じい
父子
(
おやこ
)
の
酒盛
(
さかもり
)
は、やがてその寒気も忘れさせていた。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そう言って、皆は鎮守の
社
(
やしろ
)
で御礼の
酒盛
(
さかもり
)
をしました。
ひでり狐
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
それについで天皇も楽しくお歌をお歌いになり、みんなでにぎやかにお
酒盛
(
さかもり
)
をなさいました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
すると天皇は、まもなくお
酒盛
(
さかもり
)
のお席へ
大雀命
(
おおささぎのみこと
)
をお召しになりました。そして、美しい
髪長媛
(
かみながひめ
)
にお酒をつぐかしわの葉をお持たせになって、そのまま
命
(
みこと
)
におくだしになりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
盛
常用漢字
小6
部首:⽫
11画
“酒”で始まる語句
酒
酒肴
酒場
酒宴
酒代
酒瓶
酒杯
酒精
酒屋
酒樽