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盛
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よそ
ふりがな文庫
“
盛
(
よそ
)” の例文
茶碗に盛っただけは、こう云う訳で、どうにか、こうにか片づけたが、二杯目は我慢にも
盛
(
よそ
)
う気にならなかったから、
糸蒟蒻
(
いとごんにゃく
)
だけを食って箸を置く事にした。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そして、自分の席について見張りをしながら、自分達の
盛
(
よそ
)
って貰う順番が来ないうちに早く鵞鳥が欲しいなぞと我鳴り立ててはならないと思って、口の中一杯に匙を押込んでいた。
クリスマス・カロル
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
と、
箸
(
はし
)
も置かない先から
急
(
せ
)
き立てる。実はもう一杯くらい食わないと
身体
(
からだ
)
が持つまいと思ってたところだが、こう催促されて見ると、無論御代りなんか
盛
(
よそ
)
う必要はない。自分は
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
午
(
ひる
)
には、
宜道
(
ぎだう
)
から
話
(
はなし
)
のあつた
居士
(
こじ
)
に
會
(
あ
)
つた。
此
(
この
)
居士
(
こじ
)
は
茶碗
(
ちやわん
)
を
出
(
だ
)
して、
宜道
(
ぎだう
)
に
飯
(
めし
)
を
盛
(
よそ
)
つて
貰
(
もら
)
ふとき、
憚
(
はゞ
)
かり
樣
(
さま
)
とも
何
(
なん
)
とも
云
(
い
)
はずに、たゞ
合掌
(
がつしやう
)
して
禮
(
れい
)
を
述
(
の
)
べたり、
相圖
(
あひづ
)
をしたりした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
午
(
ひる
)
には、宜道から話のあった
居士
(
こじ
)
に会った。この居士は茶碗を出して、宜道に飯を
盛
(
よそ
)
って
貰
(
もら
)
うとき、
憚
(
はば
)
かり様とも何とも云わずに、ただ
合掌
(
がっしょう
)
して礼を述べたり、相図をしたりした。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
御米は女だけに声を出して笑ったが、
御櫃
(
おはち
)
の
葢
(
ふた
)
を開けて、夫の飯を
盛
(
よそ
)
いながら
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御米
(
およね
)
は
女
(
をんな
)
だけに
聲
(
こゑ
)
を
出
(
だ
)
して
笑
(
わら
)
つたが、
御櫃
(
おはち
)
の
葢
(
ふた
)
を
開
(
あ
)
けて、
夫
(
をつと
)
の
飯
(
めし
)
を
盛
(
よそ
)
ひながら
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“盛”の意味
《名詞》
(もり)盛ること。また、その分量。
(出典:Wiktionary)
盛
常用漢字
小6
部首:⽫
11画
“盛”を含む語句
真盛
繁盛
悪戯盛
隆盛
盛装
盛粧
眞盛
旺盛
花盛
殷盛
熾盛
盛上
血気盛
腕白盛
娘盛
盛切
盛宴
盛行
日盛
酒盛
...