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相圖
ふりがな文庫
“相圖”の読み方と例文
新字:
相図
読み方
割合
あひづ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あひづ
(逆引き)
丁度
(
ちやうど
)
此時
(
このとき
)
、
甲板
(
かんぱん
)
には十一
時
(
じ
)
半
(
はん
)
を
報
(
ほう
)
ずる七
點鐘
(
てんしよう
)
が
響
(
ひゞ
)
いて、
同時
(
どうじ
)
にボー、ボー、ボーツと
恰
(
あだか
)
も
獅子
(
しゝ
)
の
吼
(
ほ
)
ゆるやうな
滊笛
(
きてき
)
の
響
(
ひゞき
)
、それは
出港
(
しゆつかう
)
の
相圖
(
あひづ
)
で、
吾等
(
われら
)
の
運命
(
うんめい
)
を
托
(
たく
)
する
弦月丸
(
げんげつまる
)
は
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
午
(
ひる
)
には、
宜道
(
ぎだう
)
から
話
(
はなし
)
のあつた
居士
(
こじ
)
に
會
(
あ
)
つた。
此
(
この
)
居士
(
こじ
)
は
茶碗
(
ちやわん
)
を
出
(
だ
)
して、
宜道
(
ぎだう
)
に
飯
(
めし
)
を
盛
(
よそ
)
つて
貰
(
もら
)
ふとき、
憚
(
はゞ
)
かり
樣
(
さま
)
とも
何
(
なん
)
とも
云
(
い
)
はずに、たゞ
合掌
(
がつしやう
)
して
禮
(
れい
)
を
述
(
の
)
べたり、
相圖
(
あひづ
)
をしたりした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
樂の聲、人の歡び呼ぶ聲の滿ちわたれるピエトロの廣こうぢに來りし時、火を換ふる
相圖
(
あひづ
)
傳へられぬ。
御寺
(
みてら
)
の屋根々々に分ち上したる數百の人は、一齊に鐵盤中なる
松脂環飾
(
やにのわかざり
)
に火を點ず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
相圖(あひづ)の例文をもっと
(4作品)
見る
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
圖
部首:⼞
14画
“相”で始まる語句
相
相手
相違
相応
相好
相撲
相談
相槌
相貌
相模
“相圖”のふりがなが多い著者
ポール・クローデル
押川春浪
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
夏目漱石