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盛
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ざか
ふりがな文庫
“
盛
(
ざか
)” の例文
従兄弟
(
いとこ
)
さえこの通りだから、他人は尚更のことだ。同級生は私を仲間外しにする。今から考えて見ると無理もない。皆いたずら
盛
(
ざか
)
りだ。
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
けれど、ちょうど、
英
(
えい
)
ちゃんの
上
(
うえ
)
の
兄
(
にい
)
さんが、いたずら
盛
(
ざか
)
りであって、このはさみで、ボール
紙
(
がみ
)
を
切
(
き
)
ったり、また
竹
(
たけ
)
などを
切
(
き
)
ったりしたのです。
古いはさみ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この
男
(
おとこ
)
は三
崎
(
さき
)
の
町人
(
ちょうにん
)
で、
年輩
(
としごろ
)
は三十四五の
分別
(
ふんべつ
)
盛
(
ざか
)
り、それが
涙
(
なみだ
)
まじりに
斯
(
こ
)
んなことを
申
(
もう
)
すのでございますから、
私
(
わたくし
)
は
可笑
(
おか
)
しいやら、
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
やら、
全
(
まった
)
く
呆
(
あき
)
れて
了
(
しま
)
いました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
姓は
俵
(
たわら
)
、名は一八郎、三十四、五の男
盛
(
ざか
)
り、九条村の
閑宅
(
かんたく
)
にこもって以来、鳩使いとなりすまし、京の
比叡
(
ひえい
)
、
飾磨
(
しかま
)
の浜、遠くは丹波あたりまで出かけて、
手飼
(
てが
)
いの鳩を放して自在に馴らしている。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
当時
(
とうじ
)
の
若者
(
わかもの
)
は、もういい
働
(
はたら
)
き
盛
(
ざか
)
りになっていて、こう
答
(
こた
)
えました。
あほう鳥の鳴く日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“盛”の意味
《名詞》
(もり)盛ること。また、その分量。
(出典:Wiktionary)
盛
常用漢字
小6
部首:⽫
11画
“盛”を含む語句
真盛
繁盛
悪戯盛
隆盛
盛装
盛粧
眞盛
旺盛
花盛
殷盛
熾盛
盛上
血気盛
腕白盛
娘盛
盛切
盛宴
盛行
日盛
酒盛
...