“サカン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:さかん
語句割合
25.0%
25.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銅雀台ドウジャクダイ高ウシテ帝畿テイキサカンナリ
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それ古人もいっている。天ニ従ウ者ハサカンニシテ、天ニサカラウ者ハ亡ブ——と。今わが大魏は、雄士百万、大将千員、むかうところの者は、たちまち泰山をもって鶏卵を圧すようなものである。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
壮年必ズ八表ニ仁風ヲサカンニシ
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
サカンにこの語を両様にかけて用ゐたために、古典研究者の頭には混同せられて、今では殆ど両意融合といふ塩梅になつたのであるが、もと/\別種の語であつたにはちがひなからう。
古歌新釈 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)