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止
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やむ
ふりがな文庫
“
止
(
やむ
)” の例文
も
更
(
さら
)
に聞き入ず否々
和主達
(
おまへたち
)
が殺したりと云には非ず御知らせ有しは少しの
災難
(
さいなん
)
手續
(
てつゞ
)
きなれば
止
(
やむ
)
を得ず夫とも
達
(
たつ
)
て止まるを
否
(
いな
)
とならば
繩
(
なは
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
夫より此署へ来た所丁度谷間田が出て行く所で私しは呼留たれど彼れ何か立腹の体で返事もせず去て仕舞いました
夫
(
それ
)
ゆえ
止
(
やむ
)
を得ず私しは又宿所へ引返しましたが
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
それも思うようには出来ないので、
止
(
やむ
)
を得ないから、この辺の雑木はつまり、エゾノタケカンバとミヤマハンノキと中に少しずつ、ハイマツも混じっているが、高サが三
利尻山とその植物
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
其の車夫は以前長脇差の
果
(
はて
)
で、
死人
(
しびと
)
が
日数
(
ひかず
)
が
経
(
た
)
って腐ったのを
嗅
(
か
)
ぎ附け、
何
(
な
)
んでも死人に相違ないと
強請
(
ゆすり
)
がましい事を云い、三十両よこせと云うから、
止
(
やむ
)
を得ず金を渡し
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
徳川氏三百年の治世の下に遊廓の勢力甚だ蔓延したりしも、亦た
止
(
やむ
)
を得ざる事実なり。
粋を論じて「伽羅枕」に及ぶ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
▼ もっと見る
ただ、その内容とは全然無関係な発表の形式方法にだけ、
止
(
やむ
)
を得ない虚偽が混っていた訳であるが、それもタッタ今、真実の形に訂正して、君に報告してしまったばかりのところである。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
二タおし三おしにいたればいかなる人も
熱
(
あつき
)
こと暑中のごときゆゑ、堂のほとりにある大なる石の
盥盤
(
てうづばち
)
に入りて水を
浴
(
あ
)
び又押に入るもあり。一ト押おしては
息
(
いき
)
をやすむ、七押七
踊
(
をどり
)
にて
止
(
やむ
)
を
定
(
さだめ
)
とす。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「けれども
其
(
それ
)
は
止
(
やむ
)
を得ないでしょう。」
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
平兵衞は
頭
(
かうべ
)
を
振
(
ふり
)
其
(
そ
)
は
忝
(
かたじ
)
けなけれども明日は
餘儀
(
よぎ
)
なきことのあるゆゑに是非共
今宵
(
こよひ
)
返
(
かへ
)
らずば大いに都合
惡
(
あし
)
かりなん
左
(
と
)
に
右
(
かく
)
御暇
(
おいとま
)
申さんと立上れば庄右衞門も
止
(
やむ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
年に似合ず白髪が有て
能
(
よ
)
く/\見ッとも無いから
止
(
やむ
)
を得ず染たのです(荻)是は感服だ実に感服(大)サア是から後は
直
(
じき
)
に分りましょう支那人の中で独楽を弄ぶ位の子供が
有
(
あっ
)
て
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
二タおし三おしにいたればいかなる人も
熱
(
あつき
)
こと暑中のごときゆゑ、堂のほとりにある大なる石の
盥盤
(
てうづばち
)
に入りて水を
浴
(
あ
)
び又押に入るもあり。一ト押おしては
息
(
いき
)
をやすむ、七押七
踊
(
をどり
)
にて
止
(
やむ
)
を
定
(
さだめ
)
とす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
いっその事
此処
(
ここ
)
で露営した方がと思うた、それはツマリこの石のゴロゴロした谷を伝うて下るのであるから、とても今までのようなことではないという話であったから、
止
(
やむ
)
を得ずそのことに決した
利尻山とその植物
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
願ひ上ますとて少しも
動
(
うご
)
かざれば門番の者も
止
(
やむ
)
を得ず此事を
訴訟所
(
うつたへじよ
)
へ
屆
(
とゞ
)
け門内へ入置て町所家主の名前等を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
“止”を含む語句
停止
笑止
中止
静止
小止
挙止
踏止
休止
取止
波止場
立止
行止
押止
廃止
制止
駒止
思止
默止
発止
底止
...