大正元年の秋北米合衆國に渡り同三年の初夏の頃迄東部マサチュセツ州ケムブリツヂの學校町の下宿の二階に一年あまりを送つた間に書いたものを集めて一册とした。 その頃自分はそれ迄に書いた自分の作品の誇張と衒氣に冷汗を覺えると同時に世上行はるる小説戲 …
著者 | 水上滝太郎 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「三田文學」1917(大正6)年11月号 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約3分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
止
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