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止
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やみ
ふりがな文庫
“
止
(
やみ
)” の例文
亦
淵
(
わだ
)
の源と天の戸
閉塞
(
とぢふさが
)
りて天よりの雨
止
(
やみ
)
ぬ。
是
(
ここ
)
に於て水次第に地より退き百五十日を経てのち水減り、
方舟
(
はこぶね
)
は七月に至り其月の十七日にアララテの山に止りぬ。
可愛い山
(新字新仮名)
/
石川欣一
(著)
此
雪吹
(
ふゞき
)
其日の
暮
(
くれ
)
に
止
(
やみ
)
、
次日
(
つぎのひ
)
は
晴天
(
せいてん
)
なりければ
近村
(
きんそん
)
の者四五人此所を
通
(
とほ
)
りかゝりしに、かの
死骸
(
しがい
)
は
雪吹
(
ふゞき
)
に
埋
(
うづめ
)
られて見えざれども
赤子
(
あかご
)
の
啼声
(
なくこゑ
)
を雪の中にきゝければ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
聞て幸ひ
銀
(
ぎん
)
の松葉の
小
(
ちひさ
)
き
耳掻
(
みゝかき
)
が
欲
(
ほし
)
しと有る故
直段
(
ねだん
)
も安く
賣
(
うり
)
彼是
(
かれこれ
)
する中に雨も
止
(
やみ
)
しかば
暇乞
(
いとまごひ
)
して
歸
(
かへ
)
りけり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
遂に
其
(
その
)
誘惑に従はんと決心するまでに至りし頃、
中
(
うち
)
より人の騒ぎ
出
(
いで
)
たるに驚かされて
止
(
やみ
)
ぬ。
「歌念仏」を読みて
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
漸
(
やうやく
)
雪の
止
(
やみ
)
たる時、雪を
掘
(
ほり
)
て
僅
(
わづか
)
に小
窗
(
まど
)
をひらき
明
(
あかり
)
をひく時は、
光明
(
くわうみやう
)
赫奕
(
かくやく
)
たる仏の国に生たるこゝち也。此外雪
籠
(
こも
)
りの
艱難
(
かんなん
)
さま/″\あれど、くだ/\しければしるさず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
止
常用漢字
小2
部首:⽌
4画
“止”を含む語句
停止
笑止
中止
静止
小止
挙止
踏止
休止
取止
波止場
立止
行止
押止
廃止
制止
駒止
思止
默止
発止
底止
...