“とまり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
73.9%
宿泊6.5%
宿直2.2%
一宿2.2%
宿2.2%
宿銭2.2%
底止2.2%
棲所2.2%
滞在2.2%
逗留2.2%
頂上2.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後にとまりまた城間ぐすくま、また後には国上くにがみ、近年は出ずというから、その記念の地を祭場としていたものと思われる。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
また同じ国のむろとまりについた時に、小舟が一艘いっそう法然の船へ近づいて来た。何ものかと思えばこの泊の遊女の船であった。その遊女が云うのに、
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
代助の旅装に適した程の宿泊とまりを続けるとすれば、一週間もたない位であった。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
昨夕ゆうべ宿直とまりでね。なに自分の分だけなら月に三度か四度よどで済むんだけれども、ひとに頼まれるもんだからね。それに一晩でも余計泊りさえすればやっぱりいくらかになるだろう、それでついひとの分まで引受ける気にもなるのさ。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
宿直とまりだ宿直だといってうちへ帰らないのは、あるいはそのせいじゃなかろうかと健三には思えた。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
おそくならば一宿とまりてもよからんか、おまへ宿とまり給へ。
おそくならば一宿とまりてもよからんか、おまへ宿とまり給へ。
「ちょッ面倒だ。宿銭とまりびたでおさだまり、それ、」
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「もう、それで可い。ひとの非を挙げるやうな者にわざの出来たためしが無い。悲いかな君達の球も蒲田に八十で底止とまりだね」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
旅人これを顧みこたうれば、夜必ずその棲所とまりに至り人を傷つく、土人枕の中に蜈蚣むかでを養い、頭に当て臥し、声あるを覚ゆれば枕をひらくと蜈蚣く蛇に走り懸り、その脳をくらうというは大眉唾物だ(『淵鑑類函』四三九)。
「こちらは旅館にお滞在とまりになっている日本の紳士で近藤様と仰有る方とお三人でございます」
P丘の殺人事件 (新字新仮名) / 松本泰(著)
理由わけを訊くと女房と娘とは女中を連れて逗留とまりがけで里へ帰つた。その留守事るすごとに一寸芝居の真似をしてゐたのださうな。
その頃下女の給金は衣裳いしょう此方こちらもちの年に十八円位が頂上とまりです。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)