“宿銭”のいろいろな読み方と例文
旧字:宿錢
読み方割合
やどせん75.0%
とまり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どこへ行っても食べるには金がるし、宿屋やどやへとまれば宿銭やどせんを取られる。それにねむる場所を見つけるくらいはたいしたことではなかった。
しかし僧侶は宿銭やどせんは自分で払わなくちゃあならん。それとても沢山じゃあない。普通の僧侶なれば一人前大抵二十五銭ずつ余程よい室で五十銭位です。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「ちょッ面倒だ。宿銭とまりびたでおさだまり、それ、」
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)