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『千代女』
ふりがな文庫
『
千代女
(
ちよじょ
)
』
女は、やっぱり、駄目なものなのね。女のうちでも、私という女ひとりが、だめなのかも知れませんけれども、つくづく私は、自分を駄目だと思います。そう言いながらも、また、心の隅で、それでもどこか一ついいところがあるのだと、自分をたのみにしている頑固 …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「改造」1941(昭和16)年6月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約24分(500文字/分)
朗読目安時間
約40分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
埋
(
うも
)
屹
(
き
)
錆
(
さ
)
或
(
あ
)
名目
(
めいもく
)
止
(
よ
)
侘
(
わ
)
此
(
こ
)
白髪
(
しらが
)
皺
(
しわ
)
目上
(
めうえ
)
理窟
(
りくつ
)
矢鱈
(
やたら
)
稽古
(
けいこ
)
筈
(
はず
)
箸
(
はし
)
癖
(
くせ
)
精進
(
しょうじん
)
畳
(
たた
)
綴方
(
つづりかた
)
鼠
(
ねずみ
)
綺麗
(
きれい
)
翌
(
あく
)
被
(
かぶ
)
褒
(
ほ
)
路
(
みち
)
追従
(
ついしょう
)
野良
(
のら
)
鍋
(
なべ
)
隅
(
すみ
)
頑固
(
がんこ
)
顎
(
あご
)
顔回
(
がんかい
)
首肯
(
うなず
)
鵝毛
(
がもう
)
一行
(
いちぎょう
)
大目
(
おおめ
)
七輪
(
しちりん
)
下手
(
へた
)
仔細
(
しさい
)
以
(
もっ
)
依
(
よ
)
前掛
(
まえかけ
)
叔母
(
おば
)
叔父
(
おじ
)
叮嚀
(
ていねい
)
呟
(
つぶや
)
噂
(
うわさ
)
囁
(
ささや
)
囃
(
はや
)
片肘
(
かたひじ
)
巧
(
うま
)
年
(
とし
)
或
(
ある
)
折角
(
せっかく
)
按摩
(
あんま
)
掻
(
か
)
暫
(
しばら
)
曳
(
ひ
)
柏木
(
かしわぎ
)
根気
(
こんき
)
桜草
(
さくらそう
)
淋
(
さび
)
炬燵
(
こたつ
)