“神託”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんたく83.3%
しらせ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「この結目を解いたものは東方のていたらんと云う神託しんたくを聞いたとき、アレキサンダーがそれなら、こうするばかりだと云って……」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
何しろ最近の新聞によると、紐育ニュウヨオクあたりのデパアトメント・ストアアはことごとくあのカメレオンの神託しんたくくだるのを待ったのち、シイズンの支度したくにかかるそうですからね。
不思議な島 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
しかし、キイヴァンの耳にささやいた蛇はこの事も囁いてきかせた、キイヴァンは笛の音に寄せてケリルの心に夢を送った、こうしてさすらいの王は夢を見た、そしてその夢を神託しらせと知った。
約束 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)