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附紐
ふりがな文庫
“附紐”の読み方と例文
読み方
割合
つけひも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つけひも
(逆引き)
二つ違いの兄弟とは言っても泉太と繁とは
殆
(
ほとん
)
ど同じ
丈
(
たけ
)
の着物で間に合った。二人の子供は父がそこへ取出したのを
附紐
(
つけひも
)
のしるしで見分けて、思い思いに着た。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「赤※坊の
着物
(
きもの
)
なの。
拵
(
こしら
)
へた儘、つい、まだ、
解
(
ほど
)
かずにあつたのを、今
行李
(
こり
)
の
底
(
そこ
)
を
見
(
み
)
たら
有
(
あ
)
つたから、
出
(
だ
)
して
来
(
き
)
たんです」と云ひながら、
附紐
(
つけひも
)
を
解
(
と
)
いて
筒袖
(
つゝそで
)
を左右に
開
(
ひら
)
いた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
附紐
(
つけひも
)
のひら/\と長く
垂
(
た
)
れたメリンスの着物にくるんだ赤ん坊を負ぶつた里行きらしいかみさんや、
爺
(
ぢい
)
さん
婆
(
ばあ
)
さんの老人づれ、背負商人、青服を着た職工、お坊さん、田舎娘
ある職工の手記
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
附紐(つけひも)の例文をもっと
(6作品)
見る
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
紐
漢検準1級
部首:⽷
10画
“附”で始まる語句
附
附着
附近
附添
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附纏
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附人
附絡
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紐附
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宮地嘉六
淡島寒月
島崎藤村
夏目漱石
泉鏡花