“ひらう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
疲勞75.0%
平打18.8%
疲労6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしはこのときはじめて、ひやうのない疲勞ひらう倦怠けんたいとを、さうしてまた不可解ふかかいな、下等かとうな、退屈たいくつ人生じんせいわづかわすれること出來できたのである。
蜜柑 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
抱月氏と同棲どうせいしてからも激しい争闘がおりおりあったとかいうことである。向いあっているときはきっと何か言いあいになる。っぺたへ平打ひらうちがゆくと負けていないで手をあげる。
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
亦長凡一里の伏流ふくりう発見はつけんしたり、そのなる一は一行の疲労ひらうするにり、一は大に学術上のたすけあたへたり、つゐに六千呎の高きにいたりて水まつたく尽き、点々一きくの水となれり、此辺の嶮峻けんしゆん其極度にたつ
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)