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沈
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じっ
ふりがな文庫
“
沈
(
じっ
)” の例文
誰一人
沈
(
じっ
)
としているものは無い。腰を掛けたかと思うと立つ。甲に話しているかと思うと何時の間にか乙と談じている。
灰燼十万巻:(丸善炎上の記)
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
源助、宮浜の児を遣ったあとで、
天窓
(
あたま
)
を
引抱
(
ひっかか
)
えて、こう、風の音を忘れるように
沈
(
じっ
)
と考えると、ひょい、と火を
磨
(
す
)
るばかりに、目に赤く映ったのが、これなんだ。
朱日記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“沈”の解説
沈(しん)は、周公旦の後裔であり、西周から春秋時代に江漢流域にあった諸侯国で、春秋時代には強大な隣国楚に従属することが多く、柏挙の戦いの前に蔡に滅ぼされた。
汾水流域には他に古沈が遠く周王朝成立前に存在し、その地は春秋時代には晋の国内となっており、「春秋左氏伝」の昭公元年に記載が見られる。
(出典:Wikipedia)
沈
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
“沈”を含む語句
沈黙
沈丁花
沈默
沈静
沈着
沈鬱
沈香
沈澱
浮沈
沈黙家
沈々
沈南蘋
沈重
沈丁
銷沈
沈淪
沈吟
沈思
沈欝
沈没
...