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卑劣
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ひれつ
ふりがな文庫
“
卑劣
(
ひれつ
)” の例文
取出し夫見よ酒も肴も
幾許
(
いくら
)
でも出せ喰倒しをするやうな
卑劣
(
ひれつ
)
の武士と思ふか
茲
(
こゝ
)
な
盲目
(
めくら
)
めと云ながら百兩餘りもあらんと思はるゝ
胴卷
(
どうまき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なんとでもいいたまえ、ぼくは
卑劣
(
ひれつ
)
なことはしたくないからふだんに苦しんで勉強してるんだ、きみらはなまけて楽をして試験を
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
『えゝ、
無責任
(
むせきにん
)
なる
船員
(
せんいん
)
!
卑劣
(
ひれつ
)
なる
外人
(
くわいじん
)
!
海上
(
かいじやう
)
の
規則
(
きそく
)
は
何
(
なん
)
の
爲
(
ため
)
ぞ。』と
悲憤
(
ひふん
)
の
腕
(
うで
)
を
扼
(
やく
)
すと、
夫人
(
ふじん
)
の
淋
(
さび
)
しき
顏
(
かほ
)
は
私
(
わたくし
)
に
向
(
むか
)
つた、
沈
(
しづ
)
んだ
聲
(
こゑ
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
そういう
卑劣
(
ひれつ
)
な風説を打ち消すために、養子秀勝を、お迎えに上げたが、これを取って、
質子
(
ちし
)
と召され、安心して、御通過をねがいたい。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ええ、荒田さんの
卑劣
(
ひれつ
)
な計画にちがいないんです。荒田さんは、軍の名で塾の指導精神をぶちこわそうとしているんです。」
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
▼ もっと見る
目的のためにはいかに
卑劣
(
ひれつ
)
な手段も辞せず、だんだんに
堕落
(
だらく
)
し、ついに
虫類
(
むしけら
)
同然のものに身を変えて幾分かその目的を遂げた。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
こんな
卑劣
(
ひれつ
)
な根性は封建時代から、養成したこの土地の習慣なんだから、いくら云って聞かしたって、教えてやったって、
到底
(
とうてい
)
直りっこない。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
マーキュ おゝ、
柔弱
(
てぬる
)
い、
不面目
(
ふめんもく
)
な、
卑劣
(
ひれつ
)
な
降參
(
かうさん
)
!
此上
(
このうへ
)
は
劍
(
けん
)
あるのみぢゃ。(劍を拔く)。チッバルト、いやさ、
猫王
(
ねこまた
)
どの、お
往
(
ゆ
)
きゃらうか?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
『では
私
(
わたくし
)
などは
徒
(
いたずら
)
に
苦
(
くるし
)
み、
不満
(
ふまん
)
を
鳴
(
なら
)
し、
人間
(
にんげん
)
の
卑劣
(
ひれつ
)
に
驚
(
おどろ
)
いたりばかりしていますから、
白痴
(
はくち
)
だと
有仰
(
おっしゃ
)
るのでしょう。』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
卑劣
(
ひれつ
)
な
盗人
(
ぬすっと
)
でも恥じるような手段を
廻
(
めぐ
)
らして、唐沢家を迫害し、
不倫
(
ふりん
)
な結婚を遂げようと云うような、浅ましいやり方を、恥ずかしいとは思わないのですか。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
四十年来の
閲歴
(
えつれき
)
に
聞人達
(
もんじんたち
)
の
気風
(
きふう
)
を
呑込
(
のみこみ
)
たれば、
只
(
たゞ
)
で
諸名家
(
しよめいか
)
の
御休息所
(
ごきうそくじよ
)
を作り、
其
(
そ
)
の
御褒美
(
ごほうび
)
には
梅
(
うめ
)
一
本
(
ぽん
)
づゝ
植
(
うゑ
)
て
下
(
くだ
)
されと、
金
(
かね
)
と
卑劣
(
ひれつ
)
に
出
(
いで
)
ざる
名案
(
めいあん
)
、
梅
(
うめ
)
一
本
(
ぽん
)
の
寄附主
(
きふぬし
)
が
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
原
(
もと
)
はと
云
(
い
)
えば自分の方で
呼還
(
よびかえ
)
すように
企
(
くわだ
)
てゝ置きながら、
表
(
うわ
)
べに人を
欺
(
あざむ
)
くと云うのは
卑劣
(
ひれつ
)
至極な
奴
(
やつ
)
だ。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
美濃守殿
(
みののかみどの
)
のことから、
其方
(
そち
)
の
潔白
(
けつぱく
)
を
聞
(
き
)
いて、ひどく
感心
(
かんしん
)
したのだつたな。
全
(
まつた
)
く
其方
(
そち
)
は
此
(
こ
)
の
卑劣
(
ひれつ
)
な、
強慾
(
がうよく
)
な、
恥知
(
はぢし
)
らずの
人間
(
にんげん
)
ばかり
多
(
おほ
)
い
土地
(
とち
)
で、
珍
(
めづ
)
らしい
潔白
(
けつぱく
)
な
高尚
(
かうしやう
)
な
人間
(
にんげん
)
だ。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「しかし
卑劣
(
ひれつ
)
にも責任を負わない。復興資金として五百円寄附したばかりだ。学園は彼奴の為めに五千円、その中五百円入れたから、四千五百円取り片附けの費用を負担している」
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
預かった憶えは、ないと言えばよかったのですが、言われた
途端
(
とたん
)
、ハッとしたものがあって、——
卑劣
(
ひれつ
)
なぼくは、「村川君に、じゃなかったのですか」と苦し
紛
(
まぎ
)
れに
嘘
(
うそ
)
を
吐
(
つ
)
きました。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
ポチは、れいによって上品ぶった態度を示し、何を騒いでいるのかね、とでも言いたげな
蔑視
(
べっし
)
をちらとその赤毛の犬にくれただけで、さっさとその面前を通過した。赤毛は、
卑劣
(
ひれつ
)
である。
畜犬談:―伊馬鵜平君に与える―
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
……で、
恩人
(
おんじん
)
と
言
(
い
)
ふ、
其
(
そ
)
の
恩
(
おん
)
に
乘
(
じやう
)
じ、
情
(
なさけ
)
に
附入
(
つけい
)
るやうな、
賤
(
いや
)
しい、
淺
(
あさ
)
ましい、
卑劣
(
ひれつ
)
な、
下司
(
げす
)
な、
無禮
(
ぶれい
)
な
思
(
おも
)
ひが、
何
(
ど
)
うしても
心
(
こゝろ
)
を
離
(
はな
)
れないものですから、ひとり、
自
(
みづか
)
ら
憚
(
はゞか
)
られたのでありました。
雪霊記事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
只
(
た
)
だ篠田の為めに
一臂
(
いつぴ
)
の労を
執
(
と
)
ることを無上の満足として居たのです——
然
(
しか
)
るに段々彼の内状を
詳
(
つまびらか
)
にすると、実に其の裏面に驚くべき
卑劣
(
ひれつ
)
の野心を包蔵することが
聊
(
いさゝ
)
か
疑
(
うたがひ
)
ないので——御両君
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
それだけかれは
不屈不撓
(
ふくつふとう
)
の
気魄
(
きはく
)
をもっているのだが、ときとして負けるのがいやさにずいぶん
卑劣
(
ひれつ
)
な
手段
(
しゅだん
)
を用うることがある。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
君等
(
きみら
)
の
其時
(
そのとき
)
の
擧動
(
ふるまひ
)
を
賞讃
(
しようさん
)
するのを
見
(
み
)
るにつけても、
實
(
じつ
)
に
斷膓
(
だんちやう
)
の
念
(
ねん
)
に
堪
(
た
)
えなかつたです——
何
(
なに
)
、あの
卑劣
(
ひれつ
)
なる
船長等
(
せんちやうら
)
は
如何
(
どう
)
したと
問
(
と
)
はるゝか。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
いかれる
獅子
(
しし
)
のまえにはなにものの
阻害
(
そがい
)
もない。忍剣はいま、さながら
羅刹
(
らせつ
)
だ、
夜叉
(
やしゃ
)
だ、
奸譎
(
かんけつ
)
な
非武士
(
ひぶし
)
の
卑劣
(
ひれつ
)
を
忿怒
(
ふんぬ
)
する
天魔神
(
てんましん
)
のすがただ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
盜
(
ぬす
)
むなどと云
卑劣
(
ひれつ
)
の
武士
(
さふらひ
)
にあらず是にても疑ひは
晴
(
はれ
)
ぬかと云ふに久兵衞は
大口
(
おほぐち
)
開
(
あい
)
て
打笑
(
うちわら
)
ひイヤサ
盜人
(
ぬすびと
)
たけ/″\しいとは
貴殿
(
きさま
)
の事なり此品々を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なるほど、自分はあのころ、
虚言
(
きょげん
)
、
策略
(
さくりゃく
)
、暴力、
偽善
(
ぎぜん
)
、そのほかありとあらゆる
卑劣
(
ひれつ
)
な手段を毎日もてあそんでいた。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
『では
私
(
わたくし
)
などは
徒
(
いたづら
)
に
苦
(
くるし
)
み、
不滿
(
ふまん
)
を
鳴
(
なら
)
し、
人間
(
にんげん
)
の
卑劣
(
ひれつ
)
に
驚
(
おどろ
)
いたり
計
(
ばか
)
りしてゐますから、
白癡
(
はくち
)
だと
有仰
(
おつしや
)
るのでせう。』
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
おれはこれでも山嵐に一銭五厘
奮発
(
ふんぱつ
)
させて、百万両より尊とい返礼をした気でいる。山嵐は
難有
(
ありがた
)
いと思ってしかるべきだ。それに裏へ廻って
卑劣
(
ひれつ
)
な
振舞
(
ふるまい
)
をするとは
怪
(
け
)
しからん
野郎
(
やろう
)
だ。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
他人を
踏台
(
ふみだい
)
としたり甚だしきは友人までも売って位地を
占
(
し
)
めんとしたら、これまた勝利にあらずして
敗北
(
はいぼく
)
なりと
心得
(
こころえ
)
、よし名を挙げるにしても、
卑劣
(
ひれつ
)
な
賤
(
いや
)
しき方法によりて得たならば
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
人の秘密を立ち聞きするほど
卑劣
(
ひれつ
)
な行為はない、しかも主人兄弟の秘密である。さりとて聞いてしまったうえは、もはやとりかえしがつかぬ。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
ヨハンは自分の主人ながら、その
卑劣
(
ひれつ
)
さをいきどおろしく感じて、ひたすら、面と向って言葉を交わす日を、今に今にと待ちかまえていたのです。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
上流社会
(
じょうりゅうしゃかい
)
でも
卑劣
(
ひれつ
)
なこと
以上
(
いじょう
)
にはその
教育
(
きょういく
)
の
程度
(
ていど
)
は
上
(
のぼ
)
らんのですから、
全
(
まった
)
く
下等社会
(
かとうしゃかい
)
と
少
(
すこ
)
しも
異
(
ことな
)
らんのです。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
ふと
眼
(
まなこ
)
に
入
(
い
)
つたのは、
今
(
いま
)
、
此
(
この
)
船
(
ふね
)
の
責任
(
せきにん
)
を
双肩
(
さうけん
)
に
擔
(
にな
)
へる
船長
(
せんちやう
)
が、
卑劣
(
ひれつ
)
にも
此時
(
このとき
)
、
舷燈
(
げんとう
)
の
光
(
ひかり
)
朦朧
(
もうろう
)
たるほとりより、
天
(
てん
)
に
叫
(
さけ
)
び、
地
(
ち
)
に
泣
(
な
)
ける、
幾百
(
いくひやく
)
の
乘組人
(
のりくみにん
)
をば
此處
(
ここ
)
に
見捨
(
みす
)
てゝ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
我利々々亡者
(
がりがりもうじゃ
)
連
(
れん
)
が他の者の事業を
妨害
(
ぼうがい
)
したり、競争者を
中傷
(
ちゅうしょう
)
したり、
人身攻撃
(
じんしんこうげき
)
をしたり、
捏造説
(
ねつぞうせつ
)
をはいたり、その他
卑劣
(
ひれつ
)
な方法によりて得る利益は、僕のいう最良の利益とはあい反するものである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
赤シャツの依頼がなければ、ここで山嵐の
卑劣
(
ひれつ
)
をあばいて大喧嘩をしてやるんだが、口外しないと受け合ったんだから動きがとれない。人がこんなに
真赤
(
まっか
)
になってるのにふんという
理窟
(
りくつ
)
があるものか。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ジャップは
卑劣
(
ひれつ
)
だ、有色人種は卑劣だといったから、ぼくはちょっとジャップの
腕前
(
うでまえ
)
はどんなものかを見せてやっただけだ
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
ふつうの
武技
(
ぶぎ
)
では、どういう
敗辱
(
はいじょく
)
をまねこうも知れずと、
大久保長安
(
おおくぼながやす
)
らが、わざと相手をこまらそうとたくらんだ
卑劣
(
ひれつ
)
な
心事
(
しんじ
)
があきらかに読めている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
上流社會
(
じやうりうしやくわい
)
でも
卑劣
(
ひれつ
)
なこと
以上
(
いじやう
)
には
其教育
(
そのけういく
)
の
程度
(
ていど
)
は
上
(
のぼ
)
らんのですから、
全
(
まつた
)
く
下等社會
(
かとうしやくわい
)
と
少
(
すこ
)
しも
異
(
ことな
)
らんのです。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
いかに
逆徒
(
ぎゃくと
)
の
遺族
(
いぞく
)
とはいえ、
卑劣
(
ひれつ
)
な武人への見せしめのためとはいえ、それは余りに厳しい
惨刑
(
さんけい
)
であったようだ。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
其意味
(
そのいみ
)
の
繋
(
つな
)
がらぬ、
辻妻
(
つじつま
)
の
合
(
あ
)
はぬ
話
(
はなし
)
は、
所詮
(
しよせん
)
筆
(
ふで
)
にする
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
ぬのであるが、
彼
(
かれ
)
の
云
(
い
)
ふ
所
(
ところ
)
を
撮
(
つま
)
んで
云
(
い
)
へば、
人間
(
にんげん
)
の
卑劣
(
ひれつ
)
なること、
壓制
(
あつせい
)
に
依
(
よ
)
りて
正義
(
せいぎ
)
の
蹂躙
(
じうりん
)
されてゐること
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
なぜといえば官兵衛は、主命をおびて、
伊丹城
(
いたみじょう
)
に
赴
(
おもむ
)
き、村重が
卑劣
(
ひれつ
)
なる
奸計
(
かんけい
)
に陥ちて
幽囚
(
ゆうしゅう
)
されたもの。正邪な歴々、天下の衆目、誰か彼を曲として憎まぬものあろうや。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
意味
(
いみ
)
の
繋
(
つな
)
がらぬ、
辻妻
(
つじつま
)
の
合
(
あ
)
わぬ
話
(
はなし
)
は、
所詮
(
しょせん
)
筆
(
ふで
)
にすることは
出来
(
でき
)
ぬのであるが、
彼
(
かれ
)
の
云
(
い
)
う
所
(
ところ
)
を
撮
(
つま
)
んで
云
(
い
)
えば、
人間
(
にんげん
)
の
卑劣
(
ひれつ
)
なること、
圧制
(
あっせい
)
に
依
(
よ
)
りて
正義
(
せいぎ
)
の
蹂躙
(
じゅうりん
)
されていること
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
われら梁山泊のうちではそんな不義
卑劣
(
ひれつ
)
はゆるされない。天に代って良民の
塗炭
(
とたん
)
の苦しみを救うのが梁党の目的だ。もし君がわが党へ来るなれば、よろこんで迎えたい。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
各〻、足ずりして、村重の
卑劣
(
ひれつ
)
を
罵
(
ののし
)
った。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
卑
常用漢字
中学
部首:⼗
9画
劣
常用漢字
中学
部首:⼒
6画
“卑劣”で始まる語句
卑劣漢
卑劣者
卑劣不愉快