“しせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シセイ
語句割合
市井55.7%
姿勢17.4%
至誠4.2%
死生3.6%
施政3.0%
刺青1.8%
熾盛1.8%
至正1.8%
資性1.2%
至清1.2%
嗜性0.6%
仔細0.6%
史生0.6%
嘶声0.6%
士整0.6%
姉婿0.6%
子正0.6%
子済0.6%
子甥0.6%
氏姓0.6%
淄青0.6%
糸声0.6%
肢勢0.6%
賜姓0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「理のたたぬ法律はない。しかし、理が法令という考え方はどうかの。非理をもって正理をたばかる市井の智者がたくさんおる」
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
電燈はつけたままだったし、お祖母さんの姿勢は、便所に立つまえとはいくぶんちがっていたが、やはり二人ともつっ伏したままだった。
次郎物語:02 第二部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
始終私どもの講義を聞いて、にはじめて神の正しく儼存ううえは、至誠ってこれを信じその道を尽し、その法を修めんには
神仙河野久 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
荘子』に曰く、「至人なり。大沢くるもくあたわず。河漢れどもえしむるあたわず」と。また曰く、「死生はまた大なり。しかるにこれと変ずるを得ず」
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
子路をして心からの快哉を叫ばしめるに充分な出来事ではあったが、この時以来、強国斉は、隣国の宰相としての孔子の存在に、あるいは孔子の施政に充実して行く魯の国力に、き始めた。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
書店の主人みずからもまた短篇小説集『遅日』をした。谷崎君の名著『刺青』が始めて単行本となって世ににせられたのも籾山書店からであった。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
何にせよ源護の方でも鬱懐はずしてに至つたのであらうし、将門の方でも刀を抜いて見れば修羅心熾盛になつて、遣りつけるだけは遣りつけたのだらう。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
元の至正二十年の正月のことでございます。
両判事とも、資性温厚、学者肌の人で、確執や怨恨関係なぞの、あるべきはずがない。
棚田裁判長の怪死 (新字新仮名) / 橘外男(著)
されば織物の清白なる越後の白縮れるはなし、ことさら此辺は白縮する所なり、以て其水の至清なるをしるべし。
にそれのみではない。わたくしは人の趣味と嗜性との如何を問わずに物を饋ることを心なきわざだと考えている。
西瓜 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
文学者を嫌うのも、検事を憎むのも、それは各人の嗜性る。父の好むところのものは必しも児のよろこぶものではない。嗜性は情に基くもので理を以て論ずべきではない。
西瓜 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
清「はてな、彼様に親切な長二が教えねえ事アねえ筈だが……何か仔細のある事だ」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その子甲子蔵は才学があるので、藩の公用局の史生に任用せられていたのである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
古ケルト人もっともこれを信じ、特別の白馬を公費もて神林中にい、大事あるに臨みこれを神車のあとに随わしめ、その動作嘶声を察して神意を占うた。
「石崎士整与諸子同千秋亭賞月、題詩扇面、携来見示、即次韻。黄壚秋醸熟盈瓶。乗月諸賢叩野扃。恰好清談親対朗。更教妙画酔通霊。曲渓泉響添幽趣。叢桂花開送遠馨。扇面写来良夜興。新詩標格自亭亭。」士整の下に「名融思号鳳嶺観画吏善詩画
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
その筋に向かいて詰問する所ありしかど何故か答えなければ、妾の姉婿某が県会議員常置委員たりしにりてその故をねしめけるに、理由は妾が自由党員と船遊びを共にしたりというにありて
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
思わずとなって、彼は拳を固め人々を押分けて飛出そうとする。背後から引留める者がある。振切ろうと眼をらせて後を向く。子若子正の二人である。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
元春正雄の後を襲いだものが元美正美である。正美、字は子済、後元春の称を襲いだ。正美の養嗣子元春は、実は正美の弟道順の子である。以上が卅間堀の柴田系である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
これを来すことすべき故、果然と名づくと『本草綱目』に見え、『唐国史補』には楽羊史牟が立身のために子甥を殺したは、人状獣心、この猴が友のために命を惜しまぬは
日本じゅうのすべての氏姓を正しくお定めになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
昭義の地方に旅寝して、ある夜ある駅に泊まって、まさに足をすすごうとしているところへ、淄青という役人が数十人の供を連れて、おなじ旅舎へ乗り込んで来た。
覚ゆ、糸声の波はこのデウベン城をただよはせて、人もわれも浮きつ沈みつ流れゆくを。
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
死の前後に暴行をうけた形跡が存在しているが、被害者の肢勢から考えて死後に於て加えられたものとする方が理窟に合う。勿論、兇行原因は痴情関係によることは明らかである。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
右の任那には古くは多々羅という地名のあったこと、『書紀』継体天皇二十三年の条などに見えているから、賜姓の伝説はまた単に伝説に過ぎなかったとも見られる。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)