トップ
>
儼存
ふりがな文庫
“儼存”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
げんそん
62.5%
げんぞん
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんそん
(逆引き)
驚くべき事は、これと同時に、現在の我が天地を
蔽
(
おほ
)
ひ尽して
儼存
(
げんそん
)
してゐるといふ確実な事実である。
点頭録
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
今
遜志斎集
(
そんしさいしゅう
)
を執って
之
(
これ
)
を読むに、
蜀王
(
しょくおう
)
が
所謂
(
いわゆる
)
正学先生
(
せいがくせんせい
)
の精神面目
奕々
(
えきえき
)
として
儼存
(
げんそん
)
するを覚ゆ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
儼存(げんそん)の例文をもっと
(5作品)
見る
げんぞん
(逆引き)
始終私どもの講義を聞いて、
茲
(
ここ
)
にはじめて神の正しく
儼存
(
げんぞん
)
し
玉
(
たま
)
ううえは、
至誠
(
しせい
)
を
以
(
も
)
ってこれを信じその道を尽し、その法を修めんには
神仙河野久
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
しかし彼が、作家の内部に
儼存
(
げんぞん
)
することそのことで、形あるもの以上に形があり、時空を
超
(
こ
)
えてひろがる可能性をもつたものだといふことができる。
百万人のそして唯一人の文学
(新字旧仮名)
/
青野季吉
(著)
儼存(げんぞん)の例文をもっと
(3作品)
見る
儼
漢検1級
部首:⼈
22画
存
常用漢字
小6
部首:⼦
6画
“儼”で始まる語句
儼然
儼
儼乎
儼守
儼偉
儼在
儼示
儼立
儼塾集
“儼存”のふりがなが多い著者
青野季吉
柳田国男
幸田露伴
木暮理太郎
夏目漱石
森鴎外
田中貢太郎