“げんぞん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
儼存75.0%
現存25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども川の中流右岸に、志筑しづくという村が儼存げんぞんしているので、この川が古の信筑川であることが推定される。
二、三の山名について (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
余は本篇の諸所に於て現存げんぞんのエスキモが好くこの石器時代人民に似たりとの事をしるし置しが、古物、遺跡、口碑を總括して判斷はんだんするに
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
もとより確言する能はざれど、現存げんぞん石器時代人民せききじだいじんみんの所爲を以て推す時は、是等は石器の用は食料しよくれうの肉を切り、木質もくしつを削り、人獸をきづつくるに在りしと思はる。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
是等石器の製法用法は現存げんぞん未開人民みかいじんみん所爲しよゐに由つても充分に推考すゐこうするを得るなり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)