儼存げんぞん)” の例文
始終私どもの講義を聞いて、ここにはじめて神の正しく儼存げんぞんたまううえは、至誠しせいってこれを信じその道を尽し、その法を修めんには
神仙河野久 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
しかし彼が、作家の内部に儼存げんぞんすることそのことで、形あるもの以上に形があり、時空をえてひろがる可能性をもつたものだといふことができる。
けれども川の中流右岸に、志筑しづくという村が儼存げんぞんしているので、この川が古の信筑川であることが推定される。
二、三の山名について (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)