“眞田”の読み方と例文
新字:真田
読み方割合
さなだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肌を押し脱ぐと、背筋を眞ん中にして、左右へ三枚づつ、眞田さなだもんのやうに、六文錢の文身、これは何となく方がきいて居りました。
煙草盆たばこぼんかうかをりのみして、にいまだ人影ひとかげなきとき瀧君たきくん光景くわうけいは、眞田さなだ六文錢ろくもんせん伏勢ふせぜいごとく、諸葛亮しよかつりやう八門遁甲はちもんとんかふそなへる。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
宗助そうすけ廣島ひろしまかへるともなく、叔父をぢその賣捌方うりさばきかた眞田さなだとかいふ懇意こんいをとこ依頼いらいした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)