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力弥
ふりがな文庫
“力弥”の読み方と例文
旧字:
力彌
読み方
割合
りきや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りきや
(逆引き)
大三郎は組中でも評判の美少年で、黒の
肩衣
(
かたぎぬ
)
に
萠黄
(
もえぎ
)
の袴という継𧘕𧘔を着けた彼の前髪姿は、芝居でみる忠臣蔵の
力弥
(
りきや
)
のように美しかった。
半七捕物帳:11 朝顔屋敷
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「はい、忠臣蔵で、
力弥
(
りきや
)
とおかるの二役で、大向うをうならせたら——と、いう話があるそうで——お湯屋なんぞでは大した噂でございますよ」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
由良之助
(
ゆらのすけ
)
が春のや(逍遥)で、
若狭之助
(
わかさのすけ
)
が鴎外で、かおよ
御前
(
ごぜん
)
が柳浪、
勘平
(
かんぺい
)
が紅葉で、美妙はおかるよ。
力弥
(
りきや
)
が
漣
(
さざなみ
)
山人なの。
定九郎
(
さだくろう
)
が正太夫なのは好いわね。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
力弥(りきや)の例文をもっと
(5作品)
見る
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
弥
常用漢字
中学
部首:⼸
8画
“力”で始まる語句
力
力瘤
力業
力強
力量
力者
力士
力味
力餅
力任
“力弥”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
中里介山
長谷川時雨
岡本綺堂