きざし)” の例文
それが月日つきひるに従い、黄身は黄身、白身は白身と分かれ、さらに進んでは頭もでき、手も足もそなわり、一つのひなするように、きわめて幼少の折から自然的に各分業的のきざしあるものである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
……槍鉄砲を持ち歩くに至っては、内乱のきざしと云ってもよい。
十二神貝十郎手柄話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)