“しょくりょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
食料45.5%
食糧45.5%
喰料9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四人は四日分の食料しょくりょう準備じゅんびした、めいめい一ちょうの旋条銃せんじょうじゅうと、短じゅうをたずさえ、ほかにおの磁石じしゃく望遠鏡ぼうえんきょう毛布もうふなどを持ってゆくことにした。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
ほかに逃げ道もなし、食糧しょくりょうのあるところもありませんから、きっとここへやってくるにそういありません。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
五郎は常に看護を怠らず、最も喰料しょくりょうには厚く注意して滋養品を取り、且つ何の不自由無し、故に予が傍らに在らざるも少しも差支無きとて、出発を促せり。予が発途後は何等の異状も無し。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
此れをつぐのわんが為めに、我等夫婦はいまだ慣れざる畑仕事を為し、屋敷内にて菜大根及び午蒡ごぼう人参等を植付けて喰料しょくりょうを助けて、一日いちじつに責めては我等夫婦の喰料たる白米を五勺ずつにても※ずる時には
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)