“午蒡”の読み方と例文
読み方割合
ごぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでも、ここらはまだしもで、下の方の谷間なんぞでは、そのすさまじさと言ったら、堂々たる喬木さえ、午蒡ごぼう抜きにしたり、ブチ折ったりして暴れ廻るのだから、手に負えたものでない。
ある偃松の独白 (新字新仮名) / 中村清太郎(著)
此れをつぐのわんが為めに、我等夫婦はいまだ慣れざる畑仕事を為し、屋敷内にて菜大根及び午蒡ごぼう人参等を植付けて喰料しょくりょうを助けて、一日いちじつに責めては我等夫婦の喰料たる白米を五勺ずつにても※ずる時には
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)