トップ
>
喰料
>
しょくりょう
ふりがな文庫
“
喰料
(
しょくりょう
)” の例文
五郎は常に看護を怠らず、最も
喰料
(
しょくりょう
)
には厚く注意して滋養品を取り、且つ何の不自由無し、故に予が傍らに在らざるも少しも差支無きとて、出発を促せり。予が発途後は何等の異状も無し。
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
此れを
償
(
つぐの
)
わんが為めに、我等夫婦は
未
(
いま
)
だ慣れざる畑仕事を為し、屋敷内にて菜大根及び
午蒡
(
ごぼう
)
人参等を植付けて
喰料
(
しょくりょう
)
を助けて、
一日
(
いちじつ
)
に責めては我等夫婦の喰料たる白米を五勺
宛
(
ずつ
)
にても※ずる時には
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
仮りに札幌区外の
山鼻
(
やまばな
)
の
畑
(
はた
)
の内に一戸を築き、最も粗暴なる生活を取り、且つ
此迄
(
これまで
)
慣れざるの鎌と鍬とを取り、菜大根豆芋
等
(
とう
)
を
手作
(
てさく
)
して
喰料
(
しょくりょう
)
を補い、一銭にても牧塲費に貯えん事を日夜勤むるのみ。
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
喰
漢検準1級
部首:⼝
12画
料
常用漢字
小4
部首:⽃
10画
“喰”で始まる語句
喰
喰物
喰付
喰違
喰切
喰込
喰殺
喰詰
喰止
喰出