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とびで
ふりがな文庫
“とびで”の漢字の書き方と例文
語句
割合
飛出
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飛出
(逆引き)
四入青梅
(
よついりおうめ
)
の小さい紋の付きました羽織を着て、茶献上の帯を締め、ずか/\と
飛出
(
とびで
)
て来て、
三橋
(
みはし
)
の角で出会いました。
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
此時
(
このとき
)
、
二名
(
にめい
)
の
水兵
(
すいへい
)
は、
私
(
わたくし
)
の
命
(
めい
)
に
從
(
したが
)
つて、
犬
(
いぬ
)
を
抱
(
いだ
)
いて、
鐵階
(
てつかい
)
を
登
(
のぼ
)
つた、
鐵檻
(
てつおり
)
の
車
(
くるま
)
の
上
(
うへ
)
からは
前
(
まへ
)
にもいふ
樣
(
やう
)
に、
砂
(
すな
)
すべりの
谷
(
たに
)
の
外
(
そと
)
へ
飛出
(
とびで
)
る
事
(
こと
)
の
出來
(
でき
)
るのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
はあ、
然
(
そ
)
うか、いや知らぬ、愚僧
早走
(
はやばし
)
り、
早合点
(
はやがってん
)
の癖で、用だけ聞いて、して来いな、とお先ばしりに
飛出
(
とびで
)
たばかりで、
一向
(
いっこう
)
に仔細は知らぬ。が、
扨
(
さて
)
は、根ざす
処
(
ところ
)
があるのであつたか。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
とびで(飛出)の例文をもっと
(3作品)
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