“ぞんい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
存意50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
得ずそうらえ共お辰様身の上につき御厚情こうせい相掛あいかけられし事承り及びあり難く奉存候ぞんじたてまつりそうろうさて今日貴殿御計おんはからいにてお辰婚姻取結ばせられ候由驚入申おどろきいりもうし仔細しさいこれあり御辰様儀婚姻には私かた故障御座候故従来の御礼かたがたまかり出て相止申あいとめもうすべくともぞんい候えども如何いかにも場合切迫致しかつはお辰様心底によりては私一存にも参りがたくようの義に至り候ては
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
おのれるべきやとしかつけ直樣奉行所へ訴へけり是は利兵衞が内心ないしんには幸ひ吉三郎を科に落し外より持參金ぢさんきん澤山たくさんあるむこを取る存意ぞんいなりしとぞ大岡殿金屋利兵衞が願書ぐわんしよを一らんあつすなはち吉三郎を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)