“苦慘”の読み方と例文
読み方割合
くさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然(しか)れども別(べつ)に社界(しやかい)の大弊根(たいへいこん)の長(なが)く存(そん)するありて、壯年有爲(そうねんゆうい)の士(し)をして徃々(おう/\)にして熱火(ねつくわ)を踏(ふ)み焔柱(ゑんちう)を抱(いだ)くの苦慘(くさん)を快(こゝろよし)とせしむる事(こと)あり。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
「罪(つみ)と罰(ばつ)」は實(じつ)にこの險惡(けんあく)なる性質(せいしつ)、苦慘(くさん)の實况(じつけう)を、一個(いつこ)のヒポコンデリア漢(かん)の上(うへ)に直寫(ちよくしや)したるものなるべし。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)