“仔鹿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かよ50.0%
こじか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、太い刺叉さすまたが二本、その両側に立てられていて、その上の鉄棒には、首を打ち落された仔鹿かよの胴体が結びつけられてあった。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そこには、腐爛しかかった仔鹿かよの首から、排泄物のような異臭が洩れていて、それがあの堪えられぬ、産の苦痛を滝人に思い出させた。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
仔鹿こじかをみるとおじいさんは、さくらをひとえだって、その小さいつのにむすびつけてやりました。
里の春、山の春 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
仔鹿こじかはよろこんで山にかえりました。
里の春、山の春 (新字新仮名) / 新美南吉(著)