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仔鹿
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かよ
ふりがな文庫
“
仔鹿
(
かよ
)” の例文
そして、太い
刺叉
(
さすまた
)
が二本、その両側に立てられていて、その上の鉄棒には、首を打ち落された
仔鹿
(
かよ
)
の胴体が結びつけられてあった。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
そこには、腐爛しかかった
仔鹿
(
かよ
)
の首から、排泄物のような異臭が洩れていて、それがあの堪えられぬ、産の苦痛を滝人に思い出させた。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
それであるから、
仔鹿
(
かよ
)
の形は、ちょうど置燈籠を、半分から
截
(
た
)
ち割ったようであって、いくぶんそれが、陰惨な色調を救っているように思えた。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
仔
漢検準1級
部首:⼈
5画
鹿
常用漢字
小4
部首:⿅
11画
“仔鹿”で始まる語句
仔鹿色