“阿岐豆野”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あきづの50.0%
あきつの50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなはち阿岐豆野あきづのにいでまして、御獵したまふ時に、天皇、御呉床にましましき。ここに、あむ御腕ただむきひけるを、すなはち蜻蛉あきづ來て、そのあむひて、びき。
かれその時より、その野に名づけて阿岐豆野あきづのといふ。
またあるとき天皇は、大和やまと阿岐豆野あきつのという野へごりょうにおいでになりました。そして猟場りょうばでおいすにおかけになっておりますと、一ぴきのあぶがんで来て、おうでにくいつきました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)