“洗練”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんれん80.0%
せいれん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吹込みは古いが洗練せんれんされた美しさは例えようもない。がしかし、シューマンの弦楽四重奏曲は素人しろうとに面白くないことも事実である。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
○彼女の笑いは、全く自然に見えるほど洗練せんれんされている。けれども彼女は、腹の底から笑った味を知らない。
現代若き女性気質集 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
敷居際で靜かに挨拶したのは、最早名妓めいぎといつたおもかげはありませんが、如何にも洗練せいれんされた美しい女房振りです。