“せいれん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:セイレン
語句割合
清廉50.0%
青蓮18.8%
製煉9.4%
盛蓮3.1%
成恋3.1%
洗練3.1%
清簾3.1%
精煉3.1%
精錬3.1%
製錬3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、おひとよしの町人は——日本橋区は金で動かないからという策略があたって、握飯をもって、草鞋で歩くとは、清廉せいれんな人だと当選させた。
御堂は薄墨の雲の中に、朱の柱をつらね、の扉を合せ、青蓮せいれんの釘かくしを装って、棟もろとも、雪の被衣かつぎに包まれた一座の宝塔のようにきよいつくしくそびえて見ゆる。
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ヨーロッパ人が物の理を考えきわめることのはなはだ賢いのに驚き、発明の新説を出すのに驚き、器械の巧みなのに驚き、医薬製煉せいれんの道のことにくわしいのにも驚いてしまった。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
無官大夫敦盛むかんのたゆうあつもりの子の法信房盛蓮せいれんだの、その他
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
盛蓮せいれんは、あやし上手よ、盛蓮にわせい」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところで、ここにまた、不思議なことに、かつて成恋せいれんした男性を奪うということは、ある種の女には誇りとする傾きがある。
モルガンお雪 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
敷居際で靜かに挨拶したのは、最早名妓めいぎといつたおもかげはありませんが、如何にも洗練せいれんされた美しい女房振りです。
「小坂善兵衞と言つてな、至つて小心で、清簾せいれんの人と思はれて居たが、魔がさしたといふものであらうか、尤も、騷ぎがまだ落着する前に、人に斬られて死んでしまつたよ」
思いがけず時雨が降ったけれど、いつのまにか天雲が無くなって、月明となったというだけのものであるが、言葉がいかにも精煉せいれんせられているようにおもう。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
いや、金属というものは、精錬せいれんされ、あるいは別のものに化成され、または合金ごうきんにされることはあるが、金属そのものを製造することはない——というひともあろう。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
南支のはじの実を移入して、製蝋せいろうの法を開き、内地の夜の燈火をより明るくしたのも彼であり、海外の冶金術やきんじゅつを入れて改良を加え、いわゆる南蛮鉄の製錬せいれんもたらしたのも彼だといわれている。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)