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青蓮
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せいれん
ふりがな文庫
“
青蓮
(
せいれん
)” の例文
依て
証誠大権現
(
しょうじょうだいごんげん
)
、
飛竜大薩埵
(
ひりゅうだいさった
)
、
青蓮
(
せいれん
)
慈悲
(
じひ
)
のまなじりを相並べ、さおしかの御身をふりたて、我らが無二の誠心を
知見
(
ちけん
)
し、一つ一つの願事きき入れ給え。
現代語訳 平家物語:02 第二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
御堂は薄墨の雲の中に、朱の柱を
聯
(
つら
)
ね、
丹
(
に
)
の扉を合せ、
青蓮
(
せいれん
)
の釘かくしを装って、棟もろとも、雪の
被衣
(
かつぎ
)
に包まれた一座の宝塔のように
浄
(
きよ
)
く
厳
(
いつく
)
しく
聳
(
そび
)
えて見ゆる。
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その
青蓮
(
せいれん
)
の、他にぬきんでて丈の高い茎のうへにきりりと咲いてゐる
凄艶
(
せいえん
)
なすがたは、じぶんによつて二王子・二王女の母となつたあの
褐媛
(
かちひめ
)
が、四度目の
産褥
(
さんじょく
)
からつひに起たず
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
きみがまなこは
青蓮
(
せいれん
)
に、きみが皓歯は
茉莉花
(
まつりくわ
)
に、かんばせ、はすの香に匂ふ。
双面神
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
ケダシ少陵ハ忠憤ナレドモ
頗
(
すこぶる
)
婆心ニ近シ。
青蓮
(
せいれん
)
ノ仙風実ハ
虚誕
(
きょたん
)
ニ
渉
(
わた
)
ル。
韓蘇
(
かんそ
)
ハ
鉤棘
(
こうきょく
)
、
白
(
はく
)
氏ハ浅俗ナリ。妙ハ
則
(
すなわち
)
妙ナリトイヘドモヤヤ、清雅ナラズ。アヽ詩聖詩仙、詩家詩伯、敬スベク
遠
(
とおざ
)
クベシ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
ほのかに青き
青蓮
(
せいれん
)
の
白華
(
しらはな
)
咲けり。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
蓮
漢検準1級
部首:⾋
13画
“青蓮”で始まる語句
青蓮院
青蓮華
青蓮花
青蓮居士謫仙人