“青蓮院”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうれんいん83.3%
しやうれんゐん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すでに、清掃された一室に慈円じえんは坐っていた。青蓮院しょうれんいんを出て、慈円僧正は昨年から二度目の座主の地位について、この山にあるのであった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
十七日の夜に参内を急いだのは、中川宮(青蓮院しょうれんいん)、近衛このえ殿、二条殿、および京都守護職松平容保かたもりのほかに、会津と薩州の重立った人たちとわかった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
青蓮院しやうれんゐんの宮、鷹司太閤、近衛左府、一條、二條、徳大寺その他数十家へ、慎み、落飾、辞官、出仕止めなどの横暴な断罪が下された。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)