“しょうれんいん”の漢字の書き方と例文
語句割合
青蓮院100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青蓮院しょうれんいん慈円じえん僧正と、そのほかへ四、五たびの消息をつかわしたり、慈円からも幾回となく書状の来た形跡はあるが、外へは、一歩も出なかった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これも夜火でございましたが、粟田あわた口の花頂青蓮院しょうれんいん、北は岡崎の元応寺までも延焼いたし、丈余の火柱が赤々と東山ひがしやまの空を焦がす有様はすさまじくも美麗な眺めでございました。
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)
近衛忠熙このえただひろは潜み、中川宮(青蓮院しょうれんいん)も隠れた。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)