“うもれび”の漢字の書き方と例文
語句割合
埋火100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戌刻半いつゝはん(九時)頃部屋に落着いて、私はお茶を入れ、家内はいつもの寢酒を、埋火うもれびかんをして、五勺くらゐ呑んだやうであつたが、急に苦しみ出して、おびたゞしく吐血した——
「この頃の陽氣でございます。埋火うもれびの煙草盆を一つ置いてあつただけで」
埋火うもれび乍ら、銀の棒は直ぐ温まって、手を触れられない程になります。