“淡月”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うすづき66.7%
たんげつ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淡月うすづきは三輪山の上を高く昇っているのに、河原はなんとなく暗い——涼しい風はさっと吹いて来た。川波をうて、ほたるが淋しいもののようにゆらりゆらりと行く。
淡月うすづきらへり、さあれ
(新字旧仮名) / 高祖保(著)
顎十郎は、淡月たんげつの光で泉水の上下かみしもを眺めていたが
顎十郎捕物帳:16 菊香水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)