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美禄
ふりがな文庫
“美禄”の読み方と例文
旧字:
美祿
読み方
割合
びろく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びろく
(逆引き)
生れつき遠慮ッ気のないほうだから、会釈なしにやっつけますが、
美禄
(
びろく
)
に美人に
美肴
(
びこう
)
と、こう三拍子そろったんじゃ、いかに臆面のない手前でも顔まけをいたします。
顎十郎捕物帳:16 菊香水
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「そこが酒だよ、酒をめしあがりゃ、寒いも暑いもないさ。酒は天の
美禄
(
びろく
)
だと云うじゃねえか」
火傷した神様
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
美禄
(
びろく
)
を
獲
(
え
)
てのめのめと自己のみ半生の
栄耀
(
えいよう
)
を
偸
(
ぬす
)
むような鹿之介幸盛であろうはずはない。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
美禄(びろく)の例文をもっと
(4作品)
見る
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
禄
漢検準1級
部首:⽰
12画
“美”で始まる語句
美
美味
美貌
美濃
美人
美作
美事
美麗
美女
美々
“美禄”のふりがなが多い著者
久生十蘭
吉川英治
田中貢太郎
寺田寅彦