“たかあし”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タカアシ
語句割合
高脚71.4%
高足14.3%
棍脚7.1%
高脚膳7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
能登守が足を留めて障子を外から開いた部屋には、高脚たかあし行燈あんどんが明るく光っておりました。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
一人ひとりが、高足たかあしつて、んで、すましてプラツトホームを横状よこざま歩行出あるきだすと、いまわらつたのが掻込かいこむやうにむねどんぶりつた。湯気ゆげがふつとわかれて、饂飩うどんがする/\とはしびる。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
男の子供は、我国のと同様、棍脚たかあしに乗って歩くことが好きである。棍脚はチクバと呼ばれるが、これは文字通りに訳すと「竹馬」である。
それは蒔絵まきえ高脚膳たかあしに向う常の夕餐ゆうげより食味をそそッて、不なれにあぐらを組む居心地までが、万太郎にはたまらなく解放された気分です。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)